エコやBAOBABからのメッセージ

あなたにとっていい家が、地球にとってもいい家

住まいは進化を続けています。

竪穴式住居と現代の住まいでは、便利さも快適さも比べものにならないでしょう。でも、資源もエネルギーもたくさん消費する現代の住まいは、知らぬ間におかしな方向に進化しようとしているのかもしれません。

家をつくることも、家に暮らすことも、地球全体にも深くつながり、大きな影響を与えます。1軒の家は、たとえて言えば大河の源流。1つひとつの影響は小さくても、それがまとまったときの影響力はとても大きいものです。

時計の針を逆方向に回すことはできません。けれども、豊かな自然の恵みをありがたく受け取り、その自然と共生してきた先人達の知恵を、現代の科学技術と融合させることは不可能ではないはずです。

人の体を覆う皮膚の延長のように安心して暮らせる家。太陽や風をうまく取り込んで暑さや寒さから家族を守る家。再生可能な資源を使って長持ちさせる家。一人ひとりの暮らしに合った快適さを考える家……。

そんな住まいが、暮らしやすく、長い目で見て経済的で、地球の循環を断ち切らない、これからの進化のあり方といえるでしょう。そうした住まいをつくり続けていくことが、私達の役割であると受け止めています。

空気にだって、体が求めるおいしさがある

変なものを食べるとおなかが痛くなったり下したりします。では、悪い空気を吸い続けたら? じつは、人体が摂取する合成化学物質は、食べ物よりも空気からの方がずっと多いのです。目がチカチカしたり気分が悪くなったり、うつ状態になったり……。

合成化学物質に頼った家の空気は、いつ、どのような健康被害を引き起こすか予測しきれません。しかも、空気は吸い込むのを拒絶したり、吐き出すこともできません。吸い込んだ毒物は肺からすぐに血液に侵入してしまいます。空気の質には、食べ物以上に敏感でいたいものです。

法律では、有害な化学物質の使用を規制しています。でも、規制の対象は1,200万種といわれる合成化学物質のうちのたったの2つだけ。規制としてまったく機能していないことは明白です。これでは、ある物質が使えなくなったら他の物質を探し、それが規制されたらまた別のものを探すいたちごっこから抜けられません。

“エコやBAOBAB”は、「合成化学物質を可能な限り排除する」という、いたってシンプルな考え方。シックハウス対策の本質に向かう家づくりを行っています。

有機野菜を食べる人は、安全性はもちろん、野菜本来の味がするからといいます。それは、体が求めるおいしさなのかもしれません。空気にも同じことがいえます。清浄な空気は、においや刺激がないのはもちろん、そこにいる人をくつろがせます。そんな空気の質を、私達は追及しています。

豊かな子育てができる家は、大人にも心地いい

人間が感じる快適さは、年齢や性別、体力、生まれ育った環境などによって違いがあります。私達の家づくりはオーダーメードで、お客様それぞれの暮らしに応じています。ですが、住環境の質を確保する基準があります。それが、「豊かな子育てができる住まい」。

小さな子どもにとって暮らしやすい家は、健康な大人にとっても、お年寄りにとっても、安心して快適に住めると思うからです。

小さな子どもは、ほとんどの時間を「家」で過ごします。その住まいに合成化学物質などの異物を持ち込むのは避けるべきです。お腹の中の赤ちゃんや小さい子どもは有害な物質の影響を受けやすく、それは心身の発達に影響を与えます。

できる限り自然本来の環境に近い住まいに暮らすことで、プラスアルファの好影響を得ることもできます。とくに「木」が持つさまざまな要素が、心身への良い影響を示すという結果も報告されています。

また、子どもは母親のストレスを感じやすく、これが心の発達を左右します。家族全員がストレスを感じず、コミュニケーション豊かに明るく過ごせる住まいをつくるためには設計力が欠かせません。

エコやBAOBABで家を建てられる方は多様です。そのすべての方に「生きる力」を与える家であることが何よりも大事だと考えています。

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