

私たちは創業以来、家づくりの常識を疑ってきました。現代の住宅建築では、合板やビニールクロス、グラスウールの断熱材といった建材が欠かせないと思われています。
しかし、こうした材料は施工性が良く安価であるという利点の影に、健康障害を引き起こしたり、製造や廃棄時に環境負荷を与えたりするリスクが隠されています。
高価で、長く使い続けていただくはずの家が、お住まいになる方にも地球環境にも大きなダメージを与えるとしたら、こんなに残念なことはありません。
エコやBAOBABが歩んできた道は、業界の常識や慣例との戦いの連続でした。私たちは「疑わしきは使用せず」を基本に、合板ではなくスギ板、ビニールクロスではなく漆喰や石灰クリーム、断熱材も自然素材のものを選んでいます。使用している材料はすべて、自分たちの目と足で安全性とトレーサビリティを確認した材料です。
材料を厳選するようになったら、木材は日本の木、それも地域材が一番良いことがわかってきました。日本の山は、木が適正な価格で売れないため青息吐息の状態です。
山が滅びたら家も建てられません。今では、木を植えたり山の管理までするようになりました。お客様をご案内して、一緒に山に行くこともあります。
また、感覚や職人さんの経験や勘に頼っていたことも検証せずにはいられません。構造・温熱・パッシブデザイン・低炭素・LCAなど、常に実験や研究に取り組み、新しい試みとデーター収集を重ねています。
エコやBAOBABは設立から13年が経ちました。この間に多くの非難や嘲笑を受けたこともありました。それにめげず、自分の信じる道を歩んできたことは間違いなかったと思っています。
エコやBAOBABという社名は、アフリカ西部に生えるバオバブという大樹にちなんで付けました。この木は、渇水時にも養分と水分を保持し、象たちのオアシスになります。私たちも、家をつくる皆さまのオアシスになれたらうれしく存じます。
エコやBAOBAB 代表取締役 山田知平

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